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紫陽花のために・・

 


 

久しぶりに、自分の陶芸をしました。最近は、陶芸を体験する人と一緒だったので、一人の七輪陶芸は少し寂しく感じました・・。

そんなこんなで、今回の七輪陶芸は、この間来られた、ザッシーさんの紫陽花の箸置きに影響され、酒器ではなく花器を作る事にしました。

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今回は、少し大きめの物を作るため、玉つくりの土も少し多めに取ります。丸めた土の真ん中に親指で穴をあけて、器の形にしていきます。玉つくりはこちらを参照

高さが足りない分は、紐つくりで伸ばしていきます。形を整えて成形終わりです。

・・・なんだか最近作るまでの説明が短くなって来てるような・・。

そして、今回この花器は、いままでの土と少し違います。今回の土は、信楽白土に子砂を10%ほど混ぜています。

子砂を混ぜる理由に子砂のような大きい粒が入ることによって、土の収縮が小さくなります。簡単に言うと、ひびが入り難くなるという事なのです。

それでは、素焼きです。前回と前々回の体験の方が来られた時に一緒に作った、小皿とぐい呑みを一緒に焼きます。

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普通に素焼きしているのですが、なぜか前々回の時から、黒く焼きあがるのです。今回もやっぱり黒い・・。蓋をするタイミングが早いのか、それとも、送風のタイミングが違うのか・・・分かりません。

黒じょかのときなんかすっごい綺麗に素焼きが上がったのですが。

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なぜ、黒く焼きあがるのか?たぶん、酸素不足なのか、それとも、単に焼きすぎという可能性もあります。しかし、今回は、焼きすぎてはいないと思うのですが。う~~ん分からない。今度、本でも読んで勉強しようっと!

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素焼きを終え、今回は、花器と言う事で、釉薬を施してみようかと思いました。

釉薬は、一度素焼きをして、それから、作品が冷えてから、釉薬を溶かした水の中に浸け込んで(あるいは、掛けて)いきます。釉薬は、約1200℃程度で解けてガラス化します。

そうなる事で、水を入れたときに水漏れを防いでくれるのです。

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いよいよ、本焼きです。始めは、ゆっくりと作品を温めていきます。素焼きの方法と一緒です。

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しかし、この日は、とっても暑い、梅雨の中休みにしては、真夏並みの暑さ、後で知ったのですが、気温が35度くらいあったらしいです。暑いはずだ。おかげで、背中が日焼けで痛いです。

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本当に、この日は暑くて、しかも七輪の熱も重なって、ふらふらになりながら、そして、頭から水を浴びながら七輪陶芸をしました。しかも、作品も真っ黒・・・・。

素焼きについで、本焼きも真っ黒・・。なぜでしょう・・・。白い釉薬は本当は白っぽくなるはずなのに。赤茶の釉薬は赤になるはずです。七輪陶芸だから少しは黒っぽくなってもいいと思うのですが。

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どれも、真っ黒。本当はこんな感じになるはずなのに・・・。昔作った白い釉薬の作品はこちらです。

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こんなに白くなるはずが・・・なんだかスランプ?なのでしょうか・・?

まあ、また楽しんで七輪陶芸しようっと!

 

= 反省 =

今回の七輪陶芸はなぜか黒く焼きあがってしましました。理由がわかりません。次回は、その辺を考えながら焼いてみようかと思います。

 

最後に、紫陽花を飾ってみました。

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・・・花こころなしって感じです・・・。

 


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