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陶芸で使われる用語

 


 

代表的なものを書いていきます。多少の違いは、勘弁してください。また、明かに違うぞ、というときは、メールしてください。書き直します・・。

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「あ」行

赤絵

主に磁器の上絵として用いられています。有名なところでは、伊万里焼の柿右衛門の上絵がとても有名です。

青備前

還元焼成した場合に、土の中の鉄分が青っぽい色を発色すます。旧式の穴窯時代に作りだされていたもので、土は備前の土と変わらないのです。最近の登り窯では、でき難いため青備前は、珍しい物とされています。

穴窯

日本で最初に入ってきた、本格的な窯です。須恵器などが焼かれ、ろくろなどと一緒に朝鮮から入ってきました。

有田焼

有田焼は、通称、伊万里又は、伊万里焼とも呼ばれています。日本ではじめて磁器が焼かれたことで知られており、多彩な色を使った古伊万里様式、正保3(1646)年には酒井田柿右衛門(さかいたかきえもん)らが、赤、緑、黄などの絵の具で文様を描く赤絵付けに成功し、日本初の色絵磁器を生み出したとされています。また、色鍋島は染付の青、上絵の赤、緑、黄色の四色を基本として描かれています。完璧を目指した文様などが特徴です。古伊万里はヨーロッパで王侯貴族を中心に収集が盛んになり、今なお、『オールドジャパン』と呼ばれ、コレクターが増えています。

粗練り

粗練りは、土の固さを均一にする時などに行います。二つの土を混ぜ合わせた時や山から直接、土をとってきて使う時など。

アルミナ

釉薬の材料の中のひとつです。

鋳込み

石膏型に水で溶かした陶土を流し込む成型法で複雑な形や薄手ものが成形可能となります。磁器などの成形によく使われます。

牛ベラ

こての一種で、大きいお皿や深い器を作るときに使用します。

 

「か」行

カオリン

朝鮮半島で採れた土石類で、釉薬の原料の1つです。耐火度が高く釉薬の安定性を増します。

攪拌機

釉薬などを混ぜ合わせたりする時に使う道具です。

かきベラ

陶器の表面を削ったり、形を整えたりする時に使用する。土が柔らかい時に使用する。道具を自分で作ろう!では、作り方を紹介しています。

窯の中の、酸素の量を少なくして、不完全燃焼の状態にして焼成をすることです。具体的に言うと、燃料である薪をどんどん追加し燃やして、窯の中の酸素の量が足りない状態にします。

カンナ

成形をする際、削りの時に使用する金属の道具。

菊練り

この菊練りは、土の中の空気を押し出すために行います。こねていくとだんだんに、菊の花のような形になっていく事から、その様な名前が付いたとされています。

木ぐし

成形のときに、器に模様を付けるときに使う道具です。

化粧土

焼きあがると、白くなる土で、水に溶いて使います。釉薬を混ぜ込んだりする事もあります。

高台

器の下の台のことです。

こて

こてには、様々な形があります。木こては、陶器の表面を滑らかにするために使う道具です。また、柄ごては、器の内側に指などが入らないときに使います。そのほかにも、色々な用途によって、特殊なこてを使い分ける事が出来ます。

高麗青磁

朝鮮半島で青磁が作られたのは、9~10世紀の高麗王朝の頃だといわれています。その頃中国から入ってきた、お茶がたちまち大流行し茶道具として使われていた青磁は中国からの輸入だけでは足りず、高麗の人々は自分たちの手で青磁を作ることにしました。こうして作られた器は、その頃の王朝の名を取って「高麗青磁」と呼ばれるようになりました。

 

「さ」行

さな

七輪の中に入っているもので、炭が、下まで落ちないようにしている、すのこ状のものです。七輪を買うと必ずついてはいるのですが、火力に耐えられなくなって割れてしまうことがよくあります。道具土で作ることも出来ます。余裕があれば、2,3個用意している方がいいと思います。

酸化焼成

還元焼成の逆です。酸素を多く送りこみ、完全燃焼させる焼成法です。

七輪陶芸

焼成を七輪で行う陶芸です。

信楽焼

信楽は穴窯で有名です。穴窯は、須恵器の時代から使われていた窯で、最も原始的な窯で斜面を掘って天井だけつけた形式の窯です。今は、耐火煉瓦で造ることが多いようです。また、灰を直接かける灰釉によって、素晴らしい模様が出ることでも知られています。また、たぬきの置き物なんかも有名ですね。

シリカ

土の中に含まれる鉱物の1つで溶着材となる約1700℃で溶けるため普通の焼成では、溶けないんです。

素焼

約900℃未満で焼かれた焼き物、本焼きの前にしてこのとき釉薬をかける。素焼きの状態では、水が浸透するため器としては使えないです。

須恵器

土器の次に出てきた技法で焼かれた陶器。穴窯を使う事によって、焼成の温度が、1200℃くらいで焼けたため、土器よりも数段硬く、丈夫に焼き上げる事が出来たのです。同時に、轆轤(ろくろ)の技術も伝えられました。このことによって綺麗な丸いお皿などが大量に出来るようになりました。この頃の、陶器を須恵器と呼びます。

焼成(焼成温度)

陶磁器を焼くこと。陶器、磁器によって焼成温度は変わります。

 

「た」行

たたき締め

成形のときに叩いて叩き板などで叩いて締めていくこと。焼成のときにひび割れなどを防ぐためにします。

タタラ

土を薄く板状にして、その板状の土を使い成形する。タタラつくりとも言う。

玉づくり

土を丸くして、そこから、器を作っていく成形の方法です。

長石

釉薬の材料の中のひとつです。

土器

野焼きによって焼成されるやきものです。縄文式土器や、弥生式土器、土師器などを言います。

とち

全体に釉薬をかけて焼成するとき、棚板に釉薬が流れてくっ付くのを防ぐために器を、ピンポイントで支える道具。

トンボ

成形道具の一つで、器の大きさや深さを測り同じサイズのものを造る目安として使われる道具です。

 

「な」行

なめし皮

なめし皮は表面を滑らかに整えたり、湯飲みの口の部分などを整えたりする時に使用します。鹿の皮を使用しています。

登り窯

斜面を利用して、いくつかの部屋がつながった窯で、下の窯の余熱を有効利用する事が出来ます。

 

「は」行

灰釉

わらなどの灰を使った釉薬。普通精製して透明ですが、鉄分を含むと、釉薬は緑色に発色する。

備前焼

須恵器の技術をそのまま受け継いでいる焼き物です。釉薬をかけず焼き締めによって作られます。

紐作り

成形方法の1つです。土で、土台を作りそこから紐状に土を伸ばしたものを重ねていく作り方です。成形方法で紹介してます。

土師器

縄文式土器や、弥生式土器と同じような野焼きによって焼かれた土器の一種です。

はぜる

空気や水分が陶器に残っている状態で焼成したとき、パンとはじける事を言います。

ファインセラミック

ファインセラミックは、非常に細かい材料が使われ、最先端技術で作られており、いろんな物に使われています。たとえば、よく知られているナイフや、人工関節、人工歯根など、またパソコンや携帯電話の中にある素子を保護する部品などなど。ファインセラミックは焼成温度を細かく制御する事によって、焼き上がりの寸法を狙った通りの寸法に出来るのです。そのため、精密機械の部品などにも使えるということなのです。

へら

成形する際に、指先では難しい部分を仕上たり、はり合わせた合わせ目を整えたり、表面を滑らかにしたりする時などに使用します。道具を自分で作ろう!では、作り方を紹介しています。

ポットミル機

磁器の原料などを粉砕や攪拌させるのに使用します。

 

「ま」行

面取り

へらなどで、器の表面を削り取ったりすること。

 

 

「や」行

焼締め

素焼きをした後、釉薬をかけずに1200℃以上で焼成したものです。備前焼や信楽焼などが有名です。

焼縮み

焼成により器が、縮むこと。土のときよりも約10~15%も縮みます。

釉薬

器の表面にかかっている硝子状の物。

曜変

備前焼などで、窯のなかで、灰に埋れた部分が還元され炭化によって色が変わる事を言います。備前焼では一番高価な商品になります。

 

 

「ら」行

轆轤

成形する時に、回転するテーブル。手ろくろ、足ろくろ、電動ろくろなどがあります。

ロストル

火格子、七輪で言う、さなのことです。

 

 

「わ」行

藁灰釉

わらを燃やして、出来る釉薬のこと、透明な釉薬です。

割高台

高台にV字状に切れ目が入っている形状の事。

 


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