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黒じょかに思いを馳せて PartⅡ

 


 

本当に久々の七輪陶芸になりました。と言うのも、ここ数ヶ月でいろんなことがあり、まったく土を触れなかったんです。

実は・・・。転職しました。そのため、七輪陶芸体験に来ていただくのは平日でも良くなりましたので、よかったら来て下さいね。

 

それでは久々の七輪陶芸です。

最近、日を追うごとに寒くなってきました。これからは焼酎のお湯割が恋しくなってくる時期です。

今年の春頃に黒じょかに挑戦したのですが、その黒じょかにまた挑戦しました。

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まずは、土練りです。久々に出してきた土は、カチカチに固くなっていました。これを使えるようにするのにとっても大変でしたが、頑張って菊練りまで仕上げました。

前回も型を使って成形しましたが、今回も型にはめて成形しました。しかし、今回はちょっと小さめのお皿を使用しました。

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お皿に直接土をはめ込むとくっ付いて取れなくなってしまうので、間に布を敷きます。これで簡単に型から外せるようになります。

土を平らに伸ばしたら型にはめ込み、はみ出した部分を切り外します。これで、器の底の部分が出来上がります。

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ここからは、紐作りで作っていきます。先すぼみになっているので、ちょっと難しいです。

今回は、ちょっとデザインを変更して、蓋を使わなくても良いようにしました。

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出来上がって、表面を綺麗に磨きます。

このときに使った道具はヨーグルトなどを食べる時に使うプラスティックのスプーンです。裏面を使い丁寧に磨き上げます。

いよいよ、素焼きです。久々の素焼きなのでちょっと緊張して窯入れをしました。

このときは、ワクワクです。どんな黒じょがが出来るか・・。もうこの黒じょかで焼酎を飲んでいるいる想像をしていましたもん・・。

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火種を入れて、炭をいっぱいに入れ、窯入れをしました。久々に使う窯は、今年の台風で雨ざらしになったせいか、錆だらけになってしまいました。

約30分くらいたったところです。「パン」といやな音が・・・。急いで中を見ると、黒じょかの底の部分がはぜてしまっています。

しかし、はがれただけで、割れてはないので大丈夫と思い、もう一度窯の中へ。火がまわるのが早かったかなぁとか思っていると、またもや「パン!!!」・・・・・。

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結局、真っ二つになってしまいました。いも焼酎の夢が・・・・。

一緒に焼いたペンダントトップは、かなり良い出来です。

今回ペンダントトップには、いつもの灰釉と青が出る釉薬を混ぜたものを施しました。そのため少し青い部分が出ています。ちょっぴり満足です。

しかし、メインの黒じょかは完全に失敗です。原因は多分温度が急激に上がったためでしょう。器の底が真っ黒になっていました。

 

= 反省 =

久々の七輪陶芸だったため、なんとなく段取りを忘れてしまってました。火種が少し多かったような気がします。そのため火の回りが早かったのでしょう。

次回からは、このホームページでおさらいをしながら素焼き、本焼きしようかなぁ

 

「黒じょかに思いを馳せて」このシリーズ化決定!!結構、続くかも。絶対成功してやる!!

 


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