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How To 七輪陶芸!

 


 

こつは、1つ!ゆっくりじっくりとやる事。のんびりやる事が七輪陶芸です。

 

まずは、必要なもの

とりあえず、土と、七輪陶芸で使う道具で紹介している道具があれば良いでしょう。土は、インターネットの通販で買うことが出来ます。詳しくは、土についてで紹介しています。

 

2kg、5kg、10kg、また様々な土が選べます。その他、七輪などは、近くのホームセンターなどで買う事が出来ます。また、カタログ(陶芸用粘土)では、お得な土を紹介しています。

 

それと、火を使うため、必ず、水などを用意して、もしもの時のための備えを忘れずにしておいて下さい。

あと、燃え易いものが近くにないかなども注意してください。

家のガレージなどでするときなんか、灯油の近くなどでしたりすると、大変な事になりますよ。

 

七輪陶芸を始めましょう!

土は用意できましたか?

 

成形

それでは、土をこねましょう、土の練り方には、粗練り(あらねり)と菊練り(きくねり)の二つの方法があります。

まずは、粗練りからです。

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粗練りは、土の固さを均一にする時などに行います。二つの土を混ぜ合わせた時や山から直接、土をとってきて使う時など。七輪陶芸では、よく、子砂や道具土を混ぜ込んだりします。

これは、器が割れにくくするためです。

やり方は、普通に両手の手のひらで土を押していきます。そうすると両端に土が出てきますので、それを内に折り曲げて、また、両手でこねるその繰り返しです。

 

次は、菊練りです。

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これは、とっても大事で、有名な練り方です。この菊練りは、土の中の空気を押し出すために行います。こねていくとだんだんに、菊の花のような形になっていく事から、その様な名前が付いたとされています。

 

やり方としては、(私の場合、聞き手が右です)右手は、粗練りと同じように手のひらで押します。そして、同時に、左手は、手のひらを中心に時計回りに廻します。右手で押すのと同時に左手で廻します。リズムよくするのがコツです。やりにくい時は、左右逆にして、試してみてください。どちらかやりやすい方ですると良いと思います。

 

土をまとめましょう。(右の写真です)
菊練りをある程度やったら、右手を少しずつ外へずらしていきます。右手と左手の間の間隔を開くような感じです。写真で言うと、左手は上のほうを押さえ、右手を下のほうにずらしていきます。

しかし菊練りをしている時と同じように手は動かします。
そうすると、だんだん(左の写真で)上のほうが大きくなってきます。そして、そのまま、練り込み部分が、全て巻き込まれてしまうまでやってまとめます。

 

次は、いよいよ成形です。成形には、いろいろな方法があります。ここでは、玉つくりをやってみました。焼きあがると10%~15%ほど小さくなるので、それを考えて作りましょう。
写真の土は、100gです。

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ろくろは、無いのであればそれでも構いません。ここでは、うちの実家にある梅の葉をろくろ代わりに使いました。葉脈がぐい飲みの裏についていい味出しているでしょう。(クリックすると大きい写真が出てきます)

玉つくりの方法は、まず、丸い玉を作ります。それから、真中に親指で穴を開け、そこから器のふちの部分を作って行きます。簡単に出来ますので、説明は、これくらいで・・。

 

ついでに、紐つくりで作ってみました。詳しくは、成形方法で紹介しています。
写真の土は200gです。

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今回は、手ろくろを使いました。もちろん葉っぱを使っても良いですよ。作り方は、はじめ、土台となる土をろくろの真中に置き、手でチョップをするように平たく丸く伸ばしていきます。ここで、よく押さえつける事によって、底のひび割れなどを防ぎます。

次に、土を紐状に伸ばし縁に添わしていきます。そして、接着部分を指で馴染ませていきます。次の段からはなるべく内側に重ねていきます。接着面を広くするためです。そうやって、上へ伸ばしていきます。最後に形を整えておわりです。

 

乾燥

乾燥には、時間をかけるほうが言いと思います。じっくり乾燥させることで、素焼きの時に、はぜにくくなります。しかし、その日に出来る、七輪陶芸、とりあえず、無理やり乾燥させて見ました。

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本などには、ドライヤーや、ホットプレートなどで乾燥させる方法が紹介されています。僕は、電気ストーブを使います。(網の台は手つくりです)少しでも、黒く湿って乾燥していない部分があると、素焼きの時に割れる原因になります。特に内側の底の部分は乾きにくいので十分に乾燥させてください。約30分くらいで乾きます。その間、ちょっとお茶でも・・。

 

素焼き

七輪陶芸でもっとも大事で難しい工程が、素焼きです。素焼きに時間をかけることで本焼きも上手く行きやすくなります。

 

それでは、素焼きの工程です。本当にじっくり、焦らずやってくださいね。

火種になる炭を1つか2つくらい入れて後は、火のついてない炭を入れます(七輪の縁ぎりぎりまで)七輪の空気口は、閉じておきます。

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器に、アルミホイルをクシャクシャと言う感じで覆い被せます。最初は、フライパンでゆっくりと暖めていきます。その上から一枚アルミホイルで覆います。温度が逃げないためです。

この状態で、約20分~30分、火が起こってきたら、空気口を半分開けます。それからまた15分~20分。器が、熱くなってきたら(目安としては、触れないくらい熱くなっている)空気口を全開にしてください。

 

今度は、フライパンから網にします。その時、炭を少し足して、七輪の空気口は閉じてしまいます。あくまでゆっくりです。だんだん炭に火が起こってきます。そうなってきたら、また、空気口を半分開け、それからしばらくして、全開にします。この日は、すこし寒かったので、上からフライパンを被せました。

いよいよ、直火で焼いていきます。

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アルミホイルが少し溶け出したくらいで、炭の上に直接おきます。空気口は、半分開けてください。それからしばらくしてから、空気口を全開にします。

 

アルミホイルが、半分くらい溶けてしまい、器が、黒っぽくなってきたら、20~30㎝くらい離した位置から、ドライヤーで送風します。その時、アルミホイルは、取ってしまいましょう。少しづつドライヤーを近づけていき、最後には、空気口から直接送風します。このとき火柱が立つので、火傷には気をつけてください。(でも、これがとっても綺麗なんですよねぇ)

 

十分に焼けたらドライヤーを止めて取り出します。続けて本焼きを行う事もできます。今回はそうしました。また、釉薬を使う時は、この時点で一度冷やしてから、釉薬を掛けてくださいね。釉薬をかけた後、再び、本焼きを行う時は、暖めに十分時間をかけてください。

 

素焼きは、叩くとキンキンと澄んだ音がします。そして、素焼きの状態では、水を吸います。ガーデニングの鉢などに使うのであれば、素焼きの状態でも良いでしょう。また、素焼きが十分でないと、水に溶けて土に戻ってしまいます。

 

本焼き

ここまで来れば、あともう一息です。いよいよ本焼き。

今回は、素焼きをしたあと、そのまま、本焼きに入りました。釉薬は、自然にかかる釉薬を期待してます。自然にかかる釉薬だから、素朴で何とも言えない味が出るんです。

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まず、素焼きを終えた後、そのまま上から炭を足してください。山盛りです。ドライヤーは、20㎝くらい離したところから送風します。素焼き直後であれば、温度は900℃くらいには達していると思います。そんなに気を使うことはないと思います。

 

だんだんとドライヤーを近づけていきます。火柱が綺麗ですね。でも熱くて近づけません。このとき、炭の粉が飛んで来ます、とっても熱いです。気をつけてくださいね。

 

器を見ながら焼くことが出来るのが七輪陶芸の良いところでもあります。ある程度焼けたら、火はさみで取り出してください。急激に冷やすとひびが入ることがあります。土によっては、急冷に耐える土もあります、そんな土は、水に入れて急冷することも可能です。これで一応、出来上がりです。

 

今回の作品

特にひどいひび割れもなく良い作品が出来ました。3つ焼いたので、少しずつ焼き時間を長くしてみました。

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右から順に焼き時間が短いです。一番右は、少し焼き時間が、少ないかなって感じです。しかし釉薬は、少しかかっていて、いい感じかも。真中は、自然釉が掛かっています。しかしちょっと焼きすぎかな。最後に左のは、明らかに焼きすぎ・・。真っ黒です。自然釉が付きすぎで、失敗ですね。

 

焼成時間は、とっても大事です。七輪陶芸では、焼け具合が、見えるのが良い点だと思いますが、その見極めは、慣れないと分からないものです。色々と自分で試して見るのが一番だと思います。また、炭や土によっても変わってくると思います。

 

これで、How To 七輪陶芸!はおわりです。それでは、Let’s 七輪陶芸!!

 

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